
1日、仙台の野津田岳人が、広島で多くのことを学んだ先輩・森﨑和幸の現役引退を惜しんだ。
仙台は4日にJ1第31節で、札幌と対戦する。仙台の攻撃を引っ張る野津田は広島からの期限付き移籍であるため、第32節の広島戦には契約上の理由から出場できない。その前に、この札幌戦でチームを勝利に導こうとする気持ちは強い。「上位との対決が続く中で、自分たちの順位がどういうところに行くのかが決まってくる。札幌戦では自分も出られる以上、結果を出したい」と、勝点3を目指す。[3-4-2-1]のシャドーとボランチという二つのポジションでの出場が見込まれるが、「なるべく前の位置でボールを受けてチャンスを広げたい。ボランチに入ったときは、前にボールを供給し、そこで終わらずに前に飛びこんでゴールに迫るところまでいきたい」と、どちらのポジションでも決定機を狙う。
先週には、広島のアカデミー時代から背中を追ってきた先輩・森﨑和幸の選手引退の知らせを聞いた。「一言では言い表せないくらい、いろいろなことを教わりました」という偉大な先輩について、野津田は「試合への取り組み方や、高い技術で、衝撃を受けた存在。守備でも、『なんでここまで分かるの?』というくらい、こちらの考えやプレーを見透かされてしまうような選手です」と振り返る。野津田はその教えを胸に、現在は仙台の勝利に力を尽くす。
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/11/01 18:19