来年5月にポーランドで行われるU-20W杯の出場権をかけた、AFC・U-19選手権(10月18日~11月4日)に臨むU-19日本代表メンバーに名古屋のDF菅原由勢が選ばれた。
今季J史上2番目の若さでリーグ開幕戦先発を飾った菅原。このAFC・U-19選手権は今年目標にしていた一つであり、メンバーに選ばれたことを素直に喜んだ。「U-19の中で自分は年下なので、元気を出して盛り上げることは僕しかできない。ピッチの中でも外でも貢献できることがある」と、自分の役割について語った。
菅原は「U-19のチームは一人ひとりの個性を最大限発揮したサッカーをするのが特徴」と、自分に合っていると分析。「トップの試合に出ている選手も多いので、自分が劣っていると思われないようにしたい。過信はしないが、やれる自信はある。日本は優勝しないといけない国。アジアで飛びぬけていると思わせないといけない。まずは本戦の切符をとること、そしてアジア制覇は大前提。それができないと(20年の東京)オリンピックにもつながらない」と意気込みを語る。
昨年インドで行われたU-17W杯に出場し、今年のロシアW杯にも帯同した菅原。「世界で戦うために必ずもっていくものは?」と聞くと…「インスタントですけど、味噌汁は絶対にもっていきます。白味噌派です」と、笑顔で答えた。
グループBのU-19日本代表は、北朝鮮、タイ、イラクと同組。グループ2位以内の8チームがノックアウトステージに進出し、ベスト4以上に入れば、来年のU-20W杯出場権を得ることができる。
(名古屋担当 斎藤孝一)
2018/10/10 18:04