9月27日、東京都のJFAハウスにて19シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定に関する記者ブリーフィングが実施された。
その場で発表された19シーズンのクラブライセンスについて、現在J2・2位でJ1自動昇格圏に位置する町田は、例年どおりJ2クラブライセンスが交付された。そのため、仮に今季、2位以内のJ1自動昇格圏および6位以内に入っても、J1自動昇格やJ1昇格プレーオフ出場が叶わないことになった。
町田にJ1ライセンスが交付されるためには、1万5,000人以上入場可能なホームスタジアムと天然芝のグラウンドを有したトレーニング施設を整えることが絶対条件。現在のホーム・町田市立陸上競技場のキャパシティは1万人弱で、日々の練習場が人工芝の小野路グラウンドであるため、J1クラブライセンスを充足することはできなかった。
クラブはJ1クラブライセンス交付のために、関係各所との連係を深めている。その一方でピッチ上の選手たちは、J2で旋風を巻き起こしており、FW中島裕希は「とにかく自分たちにできることは、試合に勝って結果で変えていくこと」と話した。1日でも早くJ1クラブライセンス交付の環境を整えるスピード感を速めるために、ピッチ上の選手たちはできる限りの力を尽くす。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/09/27 17:44