前節・山形戦(1○0)に、金沢のMF杉浦恭平がJ2第23節・千葉戦以来、約2カ月ぶりに先発出場。前線やや下がり目の位置でプレーし、ボールに多く絡んでチャンスを演出した。
「ホームで勝ちが少なかった。とりあえず3カ月ぶりに(ホームで)勝てたので、それに貢献できてよかった」
チームは今季ホーム3勝目を挙げたが、「自分自身もそうだけど、決め切れるところもまだまだ数多くあった」と、杉浦が目を向けたのは課題の部分。山形戦は内容や決定機の数と、実際のスコアに乖離があった。「1-0で勝ったけど、2-0、3-0にできる試合だった。そういうところを一人ひとりが考えて、『1-0で勝ったからいいや』ではなくて、もっと上を目指していければ、個々の能力ももっと上がると思うし、競争も激しくなる」という。
より多くの得点を奪えれば、当然チームも勢いづく。今節・岐阜戦、攻撃陣には創出した決定機を確実に仕留めることが期待される。
(金沢担当 野中拓也)
2018/09/26 15:51