21日、仙台は明治安田J1第27節・長崎戦に向けた最終調整を、長崎市内で行った。
移動時間の長いアウェイゲームでは、仙台は状況に応じて試合2日前に移動して調整する。今回は、初めてアウェイでの長崎戦であり、また仙台からの直行便がないことなどから、心身の負担を考えて20日の練習後に長崎県に移動した。「願いを聞いてくれたクラブに感謝したい」という渡邉晋監督らチーム一行が宿泊先に着いたのは、20日の20時30分頃だったという。「今日(21日)のうちに汗をかいて、これから万全にできれば」と、コンディションを上げて長崎戦にのぞむ。
この日は冒頭を除き非公開練習だったが、選手たちも前日までと同様に強度の高い練習ができた様子。「こうして違う場所でもいい準備をしてのぞめるし、チーム全体の状態がいい」とハーフナー・マイクも実感している。「連勝していることもあり、さらにまとまっている状況です。そこに自分ももっとプレーで貢献できるように」と、長崎戦での出場とチームの勝利を目指す。
ところで、ハーフナーはオランダでプレーしていた時期に、長崎のヨルディ・バイスと対戦経験がある。ハーフナーがフィテッセ、バイスがNACブレダに所属していた13-14シーズン、ハーフナーがADOデン・ハーグ、バイスがローダJCに所属していた15-16シーズンと複数回記録があるが、「個人としては覚えていなかった」とのこと。だがマッチアップが実現した場合は「パワーのある相手との勝負にも勝ちたい」と、一歩も引かない構えだ。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2018/09/21 18:20