J1リーグ8月の月間MVPに名古屋の輝いたジョーが、喜びの声を聞かせてくれた。
8月は5試合に出場し10得点の荒稼ぎをしてみせたジョー。Jリーグ選考委員会でも「文句なしの受賞」となった。
長崎戦を控えコンディションは変わらず好調だと言うジョーは、MVPについて「自分の実力を自分で信じなければ誰も信じてくれない。自分のことを信じ続けたことが受賞につながった。MVPはその月のすべての試合でいいプレーを見せないとなれないと思う。MVPを狙っていたわけではないが、すべての試合に全力を尽くすという気持ちで挑んだので、この受賞はすごくうれしいです」と語った。
また名古屋の連勝は、ちょうどジョーの母・タニアさんが来日してから始まった。この状況にジョーは「母も契約してもらおうかな」とジョークを飛ばしながら、「母がきてから負けていないので、とてもうれしいです。でも母がブラジルに帰ってからでも、同じパフォーマンスをしてゴールを決め続けないといけないですね」と、気を引き締めた。
ちなみにジョーの母は10月下旬まで名古屋にいる予定。そこまで連勝が続けば13連勝で、99年2ndステージのクラブ記録である10連勝をはるかに越え、無敗記録としては03年の1stステージに並ぶことになる。今後は上位との対戦も控えているが、いまの勢いが続けば、さらにその上のJ1記録(16連勝)にも期待がかかる。
(名古屋担当 斎藤孝一)
2018/09/15 10:57