名古屋に所属していたワシントンが山口に加入し、8月7日からチームに合流した。
6月29日に名古屋との契約が解除され、ここ1カ月間は母国・ブラジルで過ごしていたというワシントン。山口からオファーを受け、「1年半住んでとても好きになった日本に戻るチャンスだ」と快諾した。「奥さんがレノファのユニフォームが好きだからというのも理由の一つ」と笑顔を見せた。
加入発表時点(7月27日)では、7月31日から練習に参加する予定だったが、ビザ取得の関係などで予定から1週間ほど遅れての合流となった。酷暑が続く山口は「ブラジルよりも暑い」と苦笑いを浮かべるも、ブラジル人DFのヘナンらと言葉を交わしながら、山口でのデビューに向けて練習に励んだ。
状況に応じた素早い判断や攻撃でのアイデアを求められるが、ワシントンは「頭を使いながらサッカーをやっている。戦術的なポジションの埋め方や動き方はうまくできると思う」と自信をのぞかせ、「空中戦やボディーコンタクトの強さも武器。ポジションは関係なく、チームで活躍したい」と話す。
登録が完了次第、公式戦への出場が可能。早ければ12日の第28節・徳島戦から出場できる。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/08/10 13:57