長崎の高木琢也監督が新戦力に期待を寄せた。
中断期間中に加入が発表されたヨルディ・バイスとハイロ・モリージャス。中断期間中にチームがオーストリアで実施したトレーニングキャンプにも参加し、練習試合にも出場。高木監督が実際に見た上での獲得となった。
高木監督は新加入の二人について共通して期待することとして「経験値」を挙げた。さらにモリージャスについては「攻撃の選手なので結果としては点をとってほしいということ」と期待を寄せた。また、バイスについては「かなりコーチング能力が高い。残り試合を考えるとメンタルの戦いにもなるようなところもあると思う。そういった意味でリーダーシップを発揮できるような選手だと思います。メンタル的な部分も含めた彼のパフォーマンスにはかなりの期待をしています」と髙杉亮太、徳永悠平といったベテラン陣の負担を軽減してくれる存在として後半戦の守備のキーマンに挙げていた。
いよいよ、J1リーグ戦の再開を迎えるが「自分たちのスタイルを出しながらいいゲームができるように準備はできたと思っています」と中断期間での取り組みについて指揮官は自信をのぞかせた。期待の新戦力二人は登録の都合でまだこの試合には出場できないが、チーム一丸となって取り組んできたものを対戦相手となる神戸にぶつけていく。
(長崎担当 杉山文宣)
2018/07/16 17:13