神戸FW渡邉千真が14日、故郷・長崎での試合にむけて意気込みを語った。
18日からJ1リーグ戦が再開されるが、神戸は敵地で長崎と戦う。長崎出身で高校卒業までを過ごした渡邉は「2009年にプロに入って、その1年目に天皇杯で長崎と戦った。自分がハットトリックした試合だった」と懐かしそうに振り返り、「育った場所だし、(今季は)向こうもJ1に昇格して戦える」と闘志を燃やす。
09年に早稲田大から横浜FMに加入した渡邉。同年10月11日に長崎県立総合運動公園陸上競技場(現・トランスコスモススタジアム長崎)で行われた天皇杯2回戦・長崎戦に出場し、前後半をまたぐ10分強の間に3得点を挙げ、チームの4-0勝利に貢献している。
J1リーグ戦で実現する故郷のクラブとの対戦に、渡邉の感慨もひとしおの様子。その上で、「すごく楽しみに思っているし、全員が攻守に献身的に戦うところを続けたい」とも述べ、再開初戦を勝利で飾りたい気持ちを語っていた。
(神戸担当 小野慶太)
2018/07/14 18:24