1日、鳥栖はベストアメニティスタジアムで熊本との練習試合を行った。
45分×2本、30分×1本の合計3本を実施。15分に左サイドを突破され、クロスから巻誠一郎に先制を許したが1本目の終了間際に池田圭のPKで同点に追いつく。2本目に入った66分には高橋義希が相手GKが前に出ているところが見逃さず、自陣から超ロングシュートをたたき込み、逆転に成功する。その後はお互いに大きくメンバーを入れ替えたこともあり、得点は生まれずに試合はそのまま、終了。鳥栖がJ1の貫禄を見せた。
フィッカデンティ監督は「試合の最初の方は少しうまくいっていなかったですが持ち直して最後の方に向かいながら上がっていった」と選手たちのパフォーマンスについて一定の評価を与えていた。天皇杯3回戦徳島戦まで残り10日、リーグ戦の再開となる湘南戦まで17日となるがそれまでの準備期間については「これまで前線の選手たちのけがというのがたくさんあったし、これからも起こりうるかもしれないというところでしっかりとそこの問題を解決しないといけない。前線の攻撃の部分について特化して練習していきたいと思います。ただ、攻撃だけじゃなく全体的にやっていこう」と指揮官はテーマを設定。下位からの脱却に向けてしっかりとした準備を施していく構えだ。
写真:杉山文宣
(鳥栖担当 杉山文宣)
2018/07/01 18:33