30日のホームでのJ2第21節・東京V戦に向けて最終調整をおこなっていた讃岐に思わぬハプニングが発生した。
29日の試合前日練習はあいにくの雨の中でスタート。しかし、雨足は時間が経つにつれて強くなり、次第にバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨に。それだけで済めばよかったのだが、稲光とともに雷鳴も鳴り響いたところでついに練習は中断。選手らは一旦屋根のある場所に避難することを余儀なくされた。
しばらく天候の様子を見守ったが、安全面を考慮し、練習を再開できないまま終了。これにより予定していた練習メニューは最後までこなせず、正味40分あまりの調整にとどまった。
ただ、選手たちの表情は曇ってはいないように見えた。
讃岐は先週からいつも以上にタフなトレーニングに励んでおり、「まだ疲れが抜けきっていない選手もいる」(清水健太)とコンディション面にやや不安を抱えるところもあったという。
しかし、この日の練習が思いがけず早めに終わったことで「厳しいトレーニングをした分、回復も必要。もしかしたら今節に向けて恵みの雨になったのかも」(清水健太)とこの荒天を前向きにとらえた。
選手たちは“恵みの雨”を味方につけ、今節の東京V戦で今季初の連勝を目指して戦う。
写真:松本隆志
(讃岐担当 松本隆志)
2018/06/29 18:11