18日に発生した大阪北部を震源とする地震では、京都府内でも震度5強が観測された。京都の練習場などに大きな被害は出ていないが、特に今季から日本に来たばかりの外国籍選手には未知の体験だったようだ。
ウルグアイ人のレンゾ・ロペスに話を聞くと、「初めての経験。ビックリしましたね。揺れている間は時間が長く感じて…。いまはちょうどお父さんとお母さんも日本に来ているので、彼女を含めた4人でビビっています」と不安をのぞかせる。
母国のウルグアイでは「地震は全くない」そうで、来日前は「日本に地震が多いという知識はあったけど、遠い国だし『地震は自分には関係ないことだ』と思っていました」という。
それでも、グラウンドでは鋭いシュートを何本も見せるなど集中したプレーを見せ、好調ぶりをしっかりとアピール。
「トレーニングは集中してやれているよ。日本で生活するなら、地震は慣れなきゃいけないことだと思っていますからね」
初めて体感する大きな地震に不安は感じながらも、その不安に負けずにサッカーに打ち込む覚悟を明かしている。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/06/19 18:12