6日に開催された天皇杯2回戦・岡山戦、町田は例年どおり、普段のリーグ戦で出場機会の少ないメンバーを中心に臨み、120分の死闘を1-0で制した。遠征メンバーには入らず、“留守番組”の一人となった森村昂太は、「チーム力で戦って次のラウンドに進めたことはチームにとって大きなことだし、チーム力もまたグッと上がったんじゃないかなと思っている」と話した。
チーム一丸で作り上げた“勝利のサイクル”は、週末の徳島戦でも結果を残すことでより強固になる。前述の森村は「上位陣にもしっかりと食らいついていけるように、勝ち点3を持ち帰ってくることが大事」と、徳島戦の勝利に懸ける思いを吐露した。
メンバーが違うといえども、徳島は天皇杯を90分でゲームを終えており、2戦連続でホームスタジアムで戦えるアドバンテージがある。一方の町田は天皇杯の岡山戦に続くアウェイゲーム。コンディションの面ではディスアドバンテージがある面は否めないが、6位以内を目指すチームにそれをエクスキューズにする雰囲気はない。
森村と同様に“留守番組”の一人で、リーグ戦2試合連続ゴール中の中島裕希は「いつも以上にハードワークをして、自分が点を取って勝つことが理想」と話し、敵地での必勝を誓った。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/06/09 10:08