前節・徳島戦で前田大然のゴールをアシストした松本のセルジーニョが、今週も好調を維持している。5月31日の練習でも、ミニゲームや戦術練習など実戦形式のメニューでゴールネットを揺らすなど、そのポジショニングとプレー精度の高さで見学者を唸らせていた。
1-1のドロー決着だった前節・徳島戦について「試合内容は全体的に悪くなかったと思う」とした上で、「自分たちが先制したことで、徳島も試合途中から攻撃的な選手をドンドン入れてきた。厳しい試合になることは分かっていたが積極的な姿勢は出せたし、アウェイで勝点1をとれたことはまったくネガティブに考える必要はない」と振り返る。
6月3日に行われる今節の対戦相手の栃木は、「徳島とはまったく違ったスタイルのチーム。粘り強く守りながら、セットプレーから得点を挙げる」(反町康治監督)。堅い守備とロングスローを含めたセットプレーに特長あるチームだが、「栃木のことは分からない部分も多いが、自分のやるべきことをやるだけ」と、初対戦となる“未知の相手”にも平常心を強調していた。
(松本担当 多岐太宿)
2018/06/02 10:17