5月31日、JFAはロシアW杯に臨む23人の日本代表メンバーを発表した。その中には、横浜FCのレアンドロ・ドミンゲスとともに柏で10年~12年途中までプレーした酒井宏樹(マルセイユ)も名を連ねた。
「柏時代から素晴らしい選手だった。背が高くてマーキングも強くて、ボールを支配できてセカンドボールも拾えるオールマイティーな選手でした。しかも、ブラジルの名門であるサントスが彼に興味を持っていると言われていた。本当にそのころから、いつかW杯代表になる選手だと思っていました」とレアンドロ。日本を背負って立つ存在になると想像するのは難しいことではなかったという。
酒井宏樹は自身2度目のW杯を迎える。「すごく応援したい。彼にはW杯と、すごい将来が待っていると思う。柏時代は右サイドでやっているとき、自分とコンビネーションを組んで良い試合をできていた。(11年に柏がJ1優勝を果たしたシーズンは)すごく良い関係で、彼はベスト11に選ばれ、自分もMVPを取ることができました。彼のおかげということもあると思います。これから将来頑張ってもらいたいプレーヤーだし、応援していきたい」(レアンドロ)。柏で一時代をともに築いた旧友にエールを送った。
(横浜FC担当 高澤真輝)
2018/06/01 17:20