3月31日・群馬戦で、90分間途切れない集中力でチームの完封に貢献し、さらには得意のセットプレーで得点にも絡んだ栃木のディフェンスリーダー・當間建文。
群馬戦で守備がうまくいった理由について「前でラインの押し上げができた。相手の少しの横パスに対して、5メートルなり、こまめなラインの上げ下げをして、前でボールを取れたのが一番の要因」と分析した。常にチーム全体での守備の重要性を強調する當間にとって、大きな価値のある試合となった。
今季初の連勝が懸かった試合となる7日の富山戦については「群馬戦の流れをベースにしてやることが大事。群馬戦では細かいパスミスが多かった。細かいミスが重なると流れが変わってしまうのがサッカーだし、そういうところは突き詰めていくことが大事になる」と語った當間。油断と無縁のこの男が、富山の攻撃を抑え込む。
(栃木担当 片村光博)
2013/04/03 16:01