千葉のフアン・エスナイデル監督が25日の囲み会見で主将の変更を発表し、新主将にチーム最年長で副主将だったMF佐藤勇人を指名したことを明らかにした。17年から主将を務めていたのはDF近藤直也。彼を主将から外した詳細の理由については言及を避けたものの、「近藤と話し合いをした上で、チームのために私が決めた。解決済みの話だ」と述べた。
エスナイデル監督はチームの現状について、「雰囲気はいいし、今まで以上にチームとしてさらに強くなっている状態。(近藤と)いろいろなことを話せたことはうれしいし、その意味ではチームとして成長した」と強調。対する近藤も「(監督と)いろいろ話はしたが、周りに言うことではないし、特に関係性も変わらない。やることは変わらないし、監督が求めていることをやっていきたい」と指揮官への信頼を口にした。
一方、シーズン途中から重責を担うことになった佐藤勇が主将に就くのは12年以来。約6年ぶりの主将就任について、「監督の意図があり、監督が決めたことなので、自分はやれることをやることしか考えていない。シーズンのスタートからもやれることをやってきたつもりなので、やることは特に変わらない。選手はまず試合に出て、そして結果を出すことが一番。チームがいかに勝つかをみんなで考えてやっていきたい」とコメントした。
併せて、エスナイデル監督は副主将だった佐藤勇の主将就任に伴い、新たな副主将にFW船山貴之が就くことも発表。副主将は引き続き、MF町田也真人、FWラリベイ、船山の3人体制となる。
(千葉担当 大林洋平)
2018/05/26 17:40