今日5月24日は清水のヤン・ヨンソン監督の58歳の誕生日。さぞかし機嫌よく練習をするかと思いきや…。練習が始まると、これまでにないほど激しい声が飛んでいた。フォーメーション練習で、味方のいないところにパスが出たときには、「ありません(誰もいない)!」と、日本語で叫ぶ始末。
前節・川崎F戦では、今季最低とも言える内容で、ボールをほとんど保持することができなかった。その後3日間のオフを経て今日から56日ぶりの公開練習となったが、それでもピリッとしない内容に、「今日の練習でも精細を欠いて、腹立たしいところもあったし、残念に思うところも思った」とおかんむりの様子だった。ただそれも、練習の最後に選手たちからサプライズでケーキを受け取ると一変。さらに水谷拓磨が歌を歌うなどで和やかな空気を取り戻した。
オフ明けの練習ということで、指揮官にとっても緊張感を与えなければいけないという演出の部分もあったようだが、チームはこれから6月6日の天皇杯2回戦に向けて準備を進めることになる。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2018/05/24 18:54