前節・新潟戦、金沢は2-3の敗戦を喫したが、攻勢を強めた後半は一時同点に追いついた。同点弾を挙げたのは途中出場のFW佐藤洸一。毛利駿也のクロスに頭で合わせて今季2点目をマークした。「良いボールを上げてくれたので当てるだけだった。良いコースに飛んでくれた」と佐藤。
佐藤がピッチに立ったことで、昨季は何度もパスが通った”ホットライン”が復活。GK白井裕人のロングフィードを、前線で動き出した佐藤が受け、最短の手数で起点を作った。「裕人は長いボールが得意なので、去年から(白井がボールを)取ったとき、取る前くらいから走り出して準備をする。(自分を)見てくれているので、信じて走ったらボールが出てきます」(佐藤)。
このところベンチスタートが続く佐藤だが、「やらないとダメなのは分かっている。しっかり準備してコンディションを作って、試合で結果を出せるように頑張りたい」と、次の出番とゴールを見据えている。
(金沢担当 野中拓也)
2018/05/04 16:44