クラブ記録をさらに更新する、J1での10戦負けなしに向けて札幌の背番号9が闘志を燃やしている。5日に行われる明治安田J1第13節・G大阪戦(札幌厚別)を前に「現在の3位という順位に満足せず、もっともっと上を目指していきたい」と、順位表の最上部を目指していく構えだ。
前節のアウェイ鳥栖戦(2○1)は疲労を考慮されて遠征に帯同せず。「自宅で観戦していたが、チームメイトが厳しい日程のなかすべてを出しきって結果を出してくれた。価値の大きな勝利」と仲間を称賛。そのうえで「でもやはり、見てるよりも自分でプレーをするほうが楽しい」と、遠征に帯同しなかったことでプレーへの渇望も高まった様子。「休養をもらったおかけで疲れは完全に抜けた。試合が楽しみ」と心身ともに万全であることも強調している。
今季は肝心な場面での得点が目立つ都倉だが、「昨年にくらべて、チームとして作り出すチャンスの回数が多くなっているから」とペトロヴィッチサッカーが浸透している手応えも口にした31歳。チームとしてもそうだが、個人としても得点を重ね続け、さらなる高みへと歩みを進めたいところだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2018/05/04 16:09