C大阪にとって2日の名古屋戦は、名古屋のストライカー、ジョーをどう抑えるかが試合のカギを握る。そのジョーと07年のU-20W杯で対戦経験があるのがGKキム・ジンヒョン(そのときはジョーの所属するブラジルが、キム・ジンヒョンの所属する韓国を3-2で破った)。
「動き直しがうまく、技術も高かった」と当時のジョーに対する印象を語ったキム・ジンヒョンは、「11年経って多少スピードは落ちても、動きは変わっていない。いい選手だということは間違いないけど、止めなければいけない」と11年越しの対戦に意欲を燃やした。
今季、C大阪は、ここまでのリーグ戦のアウェイでは5試合すべてで先制点を許しているが、今節こそ、その流れを止めたい。得点力だけではなく、懐の深いキープ力に特長のあるジョーや、テクニックに秀でたガブリエル・シャビエルらをチーム全体で抑え、最後の砦として、キム・ジンヒョンが立ちはだかる。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/05/01 18:51