
明治安田J2次節の横浜FCのストライカー、昨季のJ2得点王のイバとの対戦について「自分がどれだけできるのか、楽しみです」と話すのは栃木の田代雅也だ。
「イバとレアンドロ・ドミンゲスには二人のパスのラインがあるので、常に意識しながらの対応になると思います」と警戒感を強める。
イバとは、2016年に岐阜に在籍していたときに二度対戦している。「あのときは調子が上がっていない印象があった」と田代。二度とも得点を与えていないが、それでも「左足は強烈なものがありました」と気が抜けない戦いになるとした。
田代は前節・新潟戦で元日本代表のFW矢野貴章とのエアバトルで終始主導権を握り、自由にさせなかった。「ストレスを感じさせることはできたと思う」と自信を手にして迎える今節。そのキーマンであるイバについて横山雄次監督は「J1級か、それ以上」と警戒度を最大に高めており、今週は入念な横浜FC対策を施していた。田代は言う。
「当日は暑くなりそうだし、相手を走らせてバテさせたい。暑さのなかでは外国人よりは自分のほうが走れると思います」
気温の上昇が予想される当日、両チームの熱い戦いが展開されそうだが、田代がイバを冷静に封じ込めて、チームとともに今季初の連勝をつかみにいく。
写真:鈴木康浩
(栃木担当 鈴木康浩)
2018/04/20 20:24