開幕から公式戦を無敗で突き進んできた広島は、4月18日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第4節・名古屋戦で今季初めて敗北を喫した。
城福浩監督は「本当に悔しい負けだったけど、これからシーズンを戦っていく上で自分たちが大事にしなければいけないことをみんなが自覚できたと思う。振り返ったときに名古屋戦の出来事があって良かったと言えるような、ターニングポイントにしていきたい」と話して、中2日で臨む21日の明治安田J1第9節・鳥栖戦に備えてきた。
名古屋戦はメンバー外となった主将の青山敏弘は、試合運びを教訓にして鳥栖戦に挑んでいく構えだ。
「ゲーム展開をしっかりと読みながらサッカーをやらないとダメだなと思った。1-0で勝っている状態、1-1になった状態、その状況、状況でどう戦うかが大事になってくると思うので、(鳥栖戦は)そこをみんなで共有していくことと、リーダーシップをとってやっていくことの二つを意識してやっていきたい」
敗戦から学んだことを生かすことができるか。鳥栖戦は広島にとって重要な一戦となる。
(広島担当 寺田弘幸)
2018/04/20 17:22