
タイ代表の一員としてキングスカップ2018を戦った広島のティーラシン。決勝戦ではアシストを記録する活躍を見せるも、スロバキアに2-3で敗れて三連覇を逃してしまった。それでも、ティーラシンは「選手みんなが頑張った結果なので悔いはありません」と振り返った。
広島移籍後初めての代表招集とあって移動のタフさや気候への順応など“海外組”としての苦労も実感。「決勝戦はゲーム感も戻ってきて楽しく自分のプレーができたかなと思います。(札幌に所属する)チャナティップは急にノールックで速いパスを出してきたりするので、これまでとの違いを感じましたし、自分もそういうスピード感でプレーできているなというのは感じました」と、Jリーグでプレーしていることの成果も感じられたようだ。
チームに合流した28日からゲーム形式の練習にも加わって元気な姿を見せたティーラシン。これから始まる怒涛の15連戦に向けて「厳しい戦いになりますが、広島は選手もコーチングスタッフもマネージャーも全員がハードワークしているし、各ポジションで誰が出てもいいプレーができるように意識している。みんなで乗り切っていきたい」と意気込みを語った。
(広島担当 寺田弘幸)
2018/03/28 18:05