インターナショナルマッチウイークによる中断期間を過ごしている鳥栖だが、福田晃斗は先日、DAZNでウルグアイvsチェコの試合を観戦。そこで今後の戦いに生かしたいものを感じたそうだ。
「チェコがだいぶボールを握っていてウルグアイが結構、攻められる時間が長かった。そんな中でもスアレスがうまくPKをとって先制点。そのあともカバーニがオーバーヘッド気味のシュートで2点目と、効率よく得点を奪っていた。あれを見て『こういう戦い方もあるんだな』というのは感じた」
ボールは保持されながらもうまくスキを突き、効率よく得点を重ねていくウルグアイの姿は前節、対戦した鹿島とも少し重なる部分はあったようで「鹿島も僕たちがずっと攻めているのに失点しなかったところは鹿島が持っている力」だと話した。
「解説の水沼貴史さんも『ウルグアイは南米でもこういう戦い方で生き抜いてきている』ということをおっしゃっていて、そういう戦い方でも勝ちは勝ち。どこが相手でも引くのがいいわけじではいけど、あえて相手にボールをもたせてカウンターを狙っていくのも方法の一つ」とウルグアイの姿に今後の戦い方のヒントを得たようだった。
そして、次節対戦する名古屋もポゼッションに優れたチームなだけに早速、得たヒントを活用できそうな相手でもある。「名古屋もボールを持つのが好きなチームなので、持たせているという感覚で試合を進めていけたら」と福田自身も名古屋戦でのウルグアイスタイル実践を視野に入れていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2018/03/27 07:00