山口の大卒ルーキーの山下敬大が、J2第5節・金沢戦でプロ初得点を決めた。
後半開始から途中出場した山下。ピッチに立った約1分後、ペナルティーエリア内に走り込んで高木大輔からの浮き玉のパスに右足を振りながら飛び込んだ。相手DFに当たりながらもボールはゴールに吸い込まれ、待望のプロ初ゴールとなった。
勢いそのままに、歓喜に沸くゴール裏のサポーターの元へ走って力強いガッツポーズを見せたが、「自分自身がベンチスタートだったので、本当はベンチにいる仲間と喜びを分かち合うつもりだったけど、点を取った瞬間、頭が真っ白になった。喜びを表現したくて、ゴール裏のサポーターのところに向かって体が動いた」と笑顔で振り返った。
試合の結果は悔いが残る引き分けに終わったが、山下は184cmの上背を生かして空中戦でも強さを見せ、守備面でも存在感を示した。
ルーキーは「ハードワークして、球際でもガツガツいって、どんどん点を取っていきたい」と闘志を燃やす。次節・松本戦では、得点だけでなく勝利のガッツポーズを見せたい。
(山口担当 松原純)
2018/03/24 13:31