今季湘南に加入し、来日してからまだ半年も経たないイ・ジョンヒョプ。当然練習も取材も通訳つきの対応だが、日本語の勉強は進んでいるようだ。いまのところ覚えた日本語は「切り替え」「待て」「右、左、後ろ」など、ピッチで使われるもの。「日本語は難しいですか?」との問いには、通訳を介せず「難しいです」と日本語で返し、苦笑いした。
ただし、チームメートとの関係は良好だ。「彼は裏に抜けるのが特長なので、それを生かせるように」と皆が口をそろえて語る。チームも彼のスタイルは十分に理解しているようだ。
ここまでの試合では、イ・ジョンヒョプが孤立してしまう場面も多い。それは本人も課題と自覚している様子。日本語でもコミュニケーションが円滑になれば、その向上にも期待が持てそうだ。
(湘南担当 中村僚)
2018/03/24 15:54