GK榎本哲也が右ヒラメ筋肉離れにより離脱した影響で、明治安田J1第2節・広島戦で浦和のベンチにはGK福島春樹が入った。16年に専修大より加入してから、浦和での公式戦出場機会はなし。前十字靭帯断裂と半月板損傷のリハビリから始まった昨季は6月に練習復帰するも、ベンチに入ることもなかった。それだけに、埼スタでベンチ入りして「気持ちとしては上がるものがあった」と振り返る。ただ本人は「ここで満足してはいられない」と出場時を見据える。
その点、ルヴァンカップは彼にとって大きなチャンスだ。しかも7日は地元の名古屋戦。「愛知県出身で、グランパスの練習を見に行ったこともある。地元の友達がいっぱいいるし、試合ができるのは感慨深い」。浦和での初出場、そして「いい姿を見せる」ために。いざピッチに立ったとき、西川周作顔負けの左足のフィードや、ビッグセーブでチームに今季初勝利をもたらせるか。
写真:田中直希
(浦和担当 田中直希)
2018/03/07 15:42