5日、ACLグループステージ第3節・ブリーラム戦を控えたC大阪が、試合が行われるブリーラムスタジアムで前日練習を行った。
直近の公式戦、J1第2節・札幌戦から先発11人を総入れ替えして臨むことが予想されるこの一戦。2トップの一角には、新加入のFWヤン・ドンヒョンとともに、ルーキーのFW山田寛人が入ることが濃厚となった。
トップチームでの宮崎キャンプにも帯同した山田は、同じくルーキーのFW安藤瑞季らと切磋琢磨する中、練習試合では結果も残してきた。前日練習を終えたあと、「難しい試合になることは分かっているけど、チームのためにプレーして、自分の持ち味も出して、結果も残したい」と試合に向けた意気込みを話した。
Jリーグ全体に吹く10代の風。その中で、昨年のU-17W杯にも出場した山田は、桜の将来を背負う逸材。「(菅原)由勢(名古屋)や(中村)敬斗(G大阪)が(今季のJ1リーグ戦で)試合に出ているのはだいぶ刺激になる。でも、(同じFWの)敬斗もまだ点はとっていないので、自分が先に点を決めたい」。ACLでのアウェイ戦がプロデビュー戦となる状況で、どのようなプレーを見せるか。試合の行方とともに注目される。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/03/06 07:00