21日より3日間連続で非公開練習を行い、明治安田J1第1節・FC東京戦に臨むことになる浦和。その二日目となる22日は、氷雨降る中、約1時間半のトレーニングを行った。練習後、西川周作が2日後に迫った開幕戦に向けて口を開いた。
04年より味スタのリーグ戦では負けのない浦和。ただそんなジンクスを選手は見向きもせず、ただ試合に集中している。「開幕戦で気合いが入るのは当たり前。みんな気持ちの面をコントロールしながら、うまく試合に入りたい」と西川は展望する。
それも、カウンターが鋭いチームを作る長谷川健太監督が新たに就任したことで、「ボールを持っている時間のときのリスクマネジメントが一番重要」(西川)と感じているからだ。前田遼一、ディエゴ・オリヴェイラ、それに大森晃太郎などが絡む速攻は要注意。「みんなの意思疎通がさらに取れて、攻撃も守備も形になってきた」と浦和の守護神は胸を張りながらも、細心の注意を払うことに言及していた。
無失点で抑えて、幸先の良いスタートを。西川が最後尾から引き締める。
写真:田中直希(2月7日撮影)
(浦和担当 田中直希)
2018/02/23 07:03