8日、オフシーズン恒例となっている大宮ろう学園でのサッカー教室が行われた。
かつて江角浩司氏(現・大宮U-12コーチ)が中心となってスタートしたサッカー教室。今年は“先生”として4年連続参加の大山啓輔を始め、金澤慎、高山和真、そして初参加となる瀬川祐輔が名を連ねた。
体育館で行われたサッカー教室では、シュート対決やサッカー形式のドッジボールなどから始まり、大人数の生徒vs少人数の先生によるゲームまで実施。選手たちは大山を中心にプロらしい技も駆使しながら、生徒たちと笑顔にあふれる時間を過ごした。
「僕らもやっていてハンデを感じないので、ただ純粋に楽しんで、一緒にサッカーをやるだけでした。今シーズンはチームとして厳しかったですけど、こういうところで初心に帰るというわけじゃないですけど、『サッカーってやっぱり楽しいんだ』ということをあらためて感じさせてくれる場でもあるので、大事にしていきたいと思います」(大山)
今季の成績は振るわなかったが、子供たちや地域との関係性は不変だ。活動を続ける中で、「継続して変わらずやっていくということが、ある意味で刺激になっています」と大山。変わらないものの素晴らしさを感じ、子供たちと互いに元気を与え合う1日となった。
写真:片村光博
(大宮担当 片村光博)
2017/12/08 18:07