清水は15日、シュート練習など、主に攻撃の確認を行った。しかし、そのシュート練習で目立っていたのはGK六反勇治。クロスからの至近距離のシュートも何度もはじき出すなど、好調ぶりをアピールしていた。
チームは、ここ2試合無失点試合を演じている。その安定してきた守備陣を支えている六反だが、今節は190cmのジェイなど、高い攻撃陣をそろえる厄介な相手との対戦になる。しかし、六反はこう話す。「数年前名古屋と対戦した時には、ケネディ選手がいて、闘莉王選手がいて、増川選手がいて…。そのときには本当に『高いな』と思ったイメージがある。それを考えると、それほどイヤではない」。
昇格1年目で苦労している清水だが、「何年後かに、この(J1)残留争いが良い経験になったと言えるようにしたい」と、これらの経験を糧にするため、早く残留を決めたい。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2017/11/16 07:00