C大阪にとって、ルヴァンカップ優勝後、最初の公式戦となる今節のJ1第32節・横浜FM戦は、ACL出場権獲得となる3位を争う重要な一戦となる。
試合を2日後に控えた16日の練習後、主将のFW柿谷曜一朗は、「お互い、良い位置にいる中で、とても楽しみな一戦」と今節を語る。
かつて仲間としてともに戦った横浜FMのMF扇原貴宏については、「タカ(扇原)のことだけで言うと、いろいろな気持ちはあるし、個人的には楽しみだけど、これはセレッソと横浜FMの試合なので、そういうことはなしに、しっかり戦いたい」と話した。
「一つ(タイトルを)獲ったから満足ではなく、欲は出てくる。天皇杯の優勝も意識しているし、リーグ戦もACL出場権を取るという目標はハッキリしている」と今季の残り試合を位置づけている柿谷だけに、かつてC大阪で名コンビを組み、公私ともに可愛がっていた後輩との対戦にも感傷に浸ることなく、目の前の一戦に全力を注ぐ。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/11/16 20:28