前節・岐阜戦で逆転勝利を飾り、アルウィンは悪天候の中でも熱気に包まれた。この白星によりJ1昇格プレーオフ圏へと返り咲いた松本は、今節から正念場のアウェイ2連戦を迎える。
今節の対戦相手は前回対戦時(第10節)にて4-0で大勝した讃岐となるが、「前回対戦時は相手が二人退場したこともあって、参考にはならないと思っている」と話すのは橋内優也。「相手どうこうよりも自分たちがトレーニングでやってきたことを、試合でしっかりと表現できるように頑張りたい」と気を緩めることなく難敵に立ち向かう構えだ。
その讃岐には、今夏よりアレックスが加入している。日本サッカーを知り尽くしたレフティーは讃岐にとって大きな戦力となっており、左足からのキックや豊富な運動量、前の選手を追い越していく動きなどが持ち味。もちろん徳島時代に同僚だった橋内も注意するべき選手として挙げるが、一方で「逆に言えば(日本での経験が長いことで)まったく情報のない選手ではない。その意味では皆も分かっていると思う」とも述べる。讃岐のキーマンを抑え、敵地で勝ち点3を収めることができるか注目だ。
(松本担当 多岐太宿)
2017/11/04 10:34