J1第22節・清水戦からリーグ戦6試合連続でスタメン出場を続けている左SBのユン・ソギョンは、試合を重ねるごとにパフォーマンスを良化させている。ここ最近は持ち前の豊富な運動量を武器に、積極的な攻撃参加が目立っている。
その要因について本人は「いまはハモン(・ロペス)と一緒に左で出ているけど、2人ともにスピードのある選手。そういったことをほかの選手も分かってくれているので、(チームとして)左もどんどん生かしていこうという表れから、左サイドの攻撃も活性化しているのだと思う」と話した。
今節の相手・甲府は、ユン・ソギョンにとってJリーグデビューを果たした相手であり、その甲府の守備の堅さは体験済み。チームとしても、その点について意識している。「われわれは甲府の堅い守備をいかに崩していくかに焦点を当ててトレーニングをしている。そのトレーニングをしたことが試合中に発揮できれば、十分ゴールもできると思っている」と自信を覗かせる。さらに自身でも「ゴールを狙えるチャンスがあればもちろんゴールは狙っていきたい」と左足からのクロスだけでなく、カットインからの右足でのシュートにも意欲を見せた。
この試合後には久しぶりの韓国代表での活動も控えている背番号3だが、「いまは目の前の試合で勝ち点3を取ることに集中している」とチームの勝利のために全力を注ぐ。
(柏担当 須賀大輔)
2017/09/29 14:24