宇賀神友弥がチームに合流した。8月15日のスルガ銀行チャンピオンシップ・シャペコエンセ戦で右ひざを痛めて以来、約1カ月ぶりにフルメニューを消化。先週に一部合流し、チームが前節・磐田戦を戦った17日も居残り組とともにトレーニングを行ったが、フルメニューは行わなかったため、この日で合流となった。
磐田戦に出場した選手たちはリカバリーメニューだった。チーム全体での練習ではなかったが、5対3のパス回しやGKありの5対5で精力的にプレー。「若干、怖さはあるし、今日初めて対人をやってまだついていけていないとか、足が一歩出ないなと感じた」が、「人数が少ないほうが、負荷が高いし、1対1の局面も多いので、ここでしっかりできれば全体(練習)になっても大丈夫だと思う」とプレーに問題はない様子だった。
2日前の合流のため「現実的に(20日の)天皇杯(4回戦・鹿島戦)は厳しい」ようだが、「上海を楽しみにしているし、やりたいなっていう思いが強いので、そこに100%持っていけるように準備したい」とコメント。ACL準決勝は2試合合計での戦いになるが、宇賀神が目指すのはホームでの第2戦ではなく、「もちろん」アウェイ・第1戦への出場。「あんな楽しい戦いはないので、肌で感じたい。グループステージより相手も本気になってくると思うし、相手もそれ以上の熱気でやってくると思うので、その環境でプレーするというのはなかなかできないことなので、やりたい」とアウェイでのアジアの戦いに照準を合わせている。
写真:菊地正典
(浦和担当 菊地正典)
2017/09/18 20:15