23日、仙台はリャン・ヨンギがAFCアジアカップ2019予選にのぞむ朝鮮民主主義人民共和国代表に選出されたことを発表した。活動期間は8月27日から9月7日で、9月5日のBグループ第3節・レバノン戦に向けたチームに合流する。
リャン・ヨンギは2015年のアジアカップ本大会以来の代表選出について、「うれしいし、普段から『年は関係ない』と言ってはきましたけれども選ばれることはもう少ないかな……とも思っていたところだったので、そこでチャンスをいただけたことがありがたい」と率直な気持ちを口にした。
「Jリーグでプレーしているということで、チームに違うアクセントを加えられれば」と代表戦に向けて意気込むが、「まずは(26日の明治安田J1第24節・)札幌戦に向けてしっかり準備すること」と、いまは目の前の一戦で結果を出すことに集中し、その先につなげようとしている。
なお、その札幌戦は、札幌厚別公園競技場で開催される。仙台にとって同所でのアウェイゲームは07年のJ2第14節(0●1)以来で、リャン・ヨンギはそのときのピッチに立っていた数少ない選手の一人だった。「風が強かったことや、あのときの雰囲気を覚えています。試合の運び方など、集中してやらなければいけないと思わされたところでした」。今度は同所での勝利に貢献しようと、リャン・ヨンギは練習で調子を上げている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/08/23 16:49