今節の相手は勝ち点6差ですぐ後ろの3位につける名古屋。ここ4試合で計17得点という爆発力を見せて4連勝中と好調な上に、福岡ははエースであるウェリントンが累積警告による2試合の出場停止で不在と、勝利を手にするのは簡単ではない状況。しかし、『ウェリントン不在がチャンス』とばかりに鼻息の荒い二人がいる。リキこと松田力と、テルこと仲川輝人だ。
松田は前節の長崎戦で出番がなくエネルギーは満量充填の状況。さらに名古屋はかつて在籍していたチームで「きっと僕へのブーイングがあるでしょうが、それがスイッチとなって燃えると思います」と、古巣からの勝ち点3の獲得に意欲満々。前回の対戦(第19節/3○1)では石津大介とのコンビで得点にも絡んで良いイメージを持ってピッチに立てそうなので活躍が期待できる、というわけだ。
仲川は夏の移籍期間に横浜FMから加入して前節の長崎戦まで4試合連続の途中出場。最初の山形戦からスピードという特長を発揮していたが、前節の長崎戦ではスペースがない状況の中、狭いエリアで高い技術と特別なアジリティー能力も発揮して存在感を示した。今回のウェリントン不在に「いつでもいいように準備はしています」と先発でのプレーと「ウェリだけじゃないことを証明したい」と福岡での初ゴールに強い意欲を示している。
二人での連係プレーも確認済み、と言うリキ・テルが名古屋で大暴れする可能性は十分にあるぞ。
写真:島田徹
(福岡担当 島田徹)
2017/08/18 16:36