12日に千葉への加入が発表されたアルゼンチン人GKルイス・オヘーダが、コンディション調整のピッチを上げている。Jリーグデビューは26日のJ2第30節・岐阜戦以降となる見通しだが、「自分に必要なのは練習であって、練習が自信を与えてくれると思うし、チーム、日本のサッカーに慣れて、(自分の)良い部分を表現していきたい」と意気込む。
母国のアルヘンティノス・ジュニアーズ(現・アルゼンチン2部)などを経て、2016-17シーズンまでの2年間はメキシコの1部と2部でプレーした27歳。長所は「足元のうまさ、ビルドアップにもかかわっていくところ。そしてハイラインに合わせたポジショニング」(オヘーダ)という。
足元の技術とスペースを埋める役割が求められる千葉の“ハイプレス・ハイライン”への適応ついては「ハイプレスでプレーしたこともあるし、リベロの役割を求められたこともある。そのようなプレーを好む監督のプレーしたこともあり、問題なくフィットできると思っている」と自信をにじませる。
8月頭からチームに合流し、紅白戦では主力組に入ってプレーしているほか、練習試合にも出場。「監督から要求されることをさらにレベル高く表現したい」と“日本デビュー”へ向け、モチベーションは高まるばかりだ。正守護神・佐藤優也を脅かす存在であることは間違いなく、特異な戦術を採用する千葉にとって、“要”のポジションと言える正GKのポジション争いが今後、熾烈を極めそうだ。
写真:大林洋平
(千葉担当 大林洋平)
2017/08/18 16:29