
JリーグYBCルヴァンカップのノックアウトステージ組み合わせオープンドローを前に、仙台のドロワーであるMF佐々木匠が、意気込みを口にした。
仙台は同大会のグループステージをAグループ首位で突破。31日に開催されるノックアウトステージ組み合わせオープンドローで、仙台からは佐々木が代表としてドロワーを務めることとなった。
「グループステージで活躍し、その先のチャンスをつかみ取った彼がこうしてドローの舞台に立つことは、クラブにとって大きいこと」
そう渡邉晋監督が期待するように、佐々木はグループステージで3得点2アシストなどの結果を出してチームを引っ張った。彼は、同大会のニューヒーロー賞の対象選手でもある。佐々木は「どこも強豪だし、どこも倒して上に行きたい相手。だから、特にどことやりたい、というのはありません」と対戦相手は選ばず、「僕たちも首位でグループを通過したし、どこと当たってもその勢いをもって勝ちたい」と堂々と構える。なお、くじ運については「いいほう、だと思います」とのことだ。
まずはカップ戦の前に、佐々木は29日から再開するリーグ戦(仙台は30日に試合)でチームに貢献することを目指す。「選手同士のコミュニケーションも深まっているし、中断期間にやってきたことが良い成果に結びつくように、このホーム戦で勝って、これからに向けて弾みをつけたい」。27日のミニゲームでもアシストするなど、佐々木はコンディションを上げている。
写真・板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/07/27 18:59