福岡は2月22日を最後に33日間、チームとしてのオフなしという状況が続いている。試合に出場した選手などは試合の翌々日に休養が与えられることもあるが、その場合もそれ以外の選手でチームとしての練習は行っている。そのことについてマリヤン・プシュニク監督に尋ねてみると「私は観光客じゃないからね(笑)。選手たちにも意図は話しているし、もちろん、休養も必要だと思っている」とのこと。
オフなしが続いている状況についても説明で印象的だったのは「選手を殺すのは簡単」という言葉。必要な練習を課さなければ選手の素質も開花しない。監督という立場の責任の大きさを端的に表したものだった。選手たちもその意図は理解しており、城後寿も「オフがないのはキツイけど、昇格するにはキツイ思いをしなければならない。休みがある、ないは関係ない。負けた後に休みが欲しいなんて言っていられない」とプシュニク監督の意見に同調していた。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/03/27 22:15