磐田の櫻内渚が鉄人ぶりを発揮している。
今季の主力の一人である櫻内だが、ここ最近は特にフル稼働している。インターナショナルマッチウィークによる中断期間が終わると、磐田は18日・浦和戦(J1第15節)、21日・ホンダFC戦(天皇杯2回戦)、25日・FC東京戦(J1第16節)と3連戦に臨んだ。櫻内はいずれの試合もフル出場。特にホンダFC戦はPK戦までもつれ込む激闘だったが、背番号5は最後までピッチに立った。
疲労が心配されるところだが、コンディション調整は怠らなかったという。
「試合に備えろ、ということでオフもいただいた。そこで体をケアできた。自分の中でこの連戦を戦い抜いたら心身ともにまた一つ強くなると思っていた。疲れた状態でどれだけのパフォーマンスを出せるかが自分の課題だったと思う。その中ではしっかり走れて、戦えていたんじゃないかなと」
また、櫻内の生活リズムについても取り上げたい。眠りにつくのは「21時から22時の間」で、翌日の10時から練習があるときは8時に起床する。大学時代のスタイルが染み付いているのだという。
「大学時代に朝練があって。実家から通っていたんですけど1時間かかるんですよ。毎日5時起きとかだったから、前の晩に早く寝ないと朝眠いので、早寝早起きが習慣になった。寝ようとしていなくても眠くなる」
右サイドを制圧する櫻内の好調の要因は、睡眠にもあるのかもしれない。
(磐田担当 青木務)
2017/06/28 15:20