(写真:左がヤサガラス、右がゲンゾー)
第19節・山口戦のハーフタイムに事件が起きた。金沢のマスコットキャラクターのゲンゾーが、ヤサガラスを名乗る悪者に連れ去られたのだ。
ヒーローものの悪役を連想させるヤサガラスが、金沢のホームに姿を見せたのは第16節・松本戦のこと。試合前に松本サポーターの前に陣取り、「ツエーゲンを完膚なきまでに蹴散らし、赤いサポーターを絶望の淵に叩き落とす」といったマイクパフォーマンスで金沢サポーターを煽りまくった、なかなかの悪党である。
ヤサガラスは山口戦の試合前にも現れ、山口サポーターに金沢サポーターの声援をかき消すようまくし立て、「ハーフタイムも楽しみに待っているが良い」と言い残していった。そして、ハーフタイムにヤサガラスがゲンゾーを襲撃。ゲンゾーはそのまま連れ去られてしまい、囚われの身となった。
果たしてヤサガラスの目的は? ゲンゾーの運命やいかに。マスコット誘拐事件の今後の行方が注目される。
文:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当) 写真:ツエーゲン金沢
(金沢担当 野中拓也)
2017/06/19 19:36