J1リーグ戦4連勝中のC大阪は、今節、ホームで清水を迎え撃つ。清水と言えば、昨季はJ2でJ1昇格を争ったライバルであり、昨季の対戦成績は1勝1敗の五分だった。
ともにアウェイで挙げた勝利だが、2-0で勝利したJ2第7節で1得点1アシストの活躍を見せたのが、今季はトップ下にコンバートされて飛躍中の山村和也だ。逆転負けを喫したホームでのJ2第34節には出場していないが、「昨季はホームで清水に負けて、清水はそこからJ1昇格に向けていい流れを作った。今季は逆に自分たちが勝って、いまの良い流れを継続していきたい」と昨季の“リベンジ”に懸ける思いを話す。
直近では、リーグ戦3試合連続ゴール中とチームの連勝に貢献している山村は、11日に行われた奈良クラブとの練習試合でも1得点1アシストと、その勢いはとどまるところを知らない。最近では、日本代表入りを推す声も日増しに高まっているが、そこに関しては、「目指す場所だけど」と前置きした上で、「セレッソでの活躍があってこそ。セレッソが上位にいけるように、今シーズンしっかりと頑張りたい」と冷静に話した。
リーグ戦5連勝が懸かる今節。自身の4戦連発とともに、チームを勝利に導く活躍が期待される。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/06/15 18:17