3日間のオフ明け初日となった8日、C大阪のユン・ジョンファン監督は「次節の清水戦から7月末まで(まとまった)休みはない。暑い中でのハードスケジュールになるが、この時期をうまく乗り越えていこう。そのために、肉体的、精神的に、良い準備をしよう」というミーティングから練習をスタートさせた。
清水戦では、ここまでボランチで八面六臂の活躍を見せていたソウザが出場停止。代役候補の一番手となるDF木本恭生は、「監督からはまだ何も言われていないし、週末の練習試合でアピールすることが大事。ボランチでリーグ戦に出ることになれば初めてなので、また違ったプレッシャーもあると思うけど、リーグ戦の雰囲気には慣れてきている。ソウザ選手に攻撃面では敵わないけど、そのぶん、バランスや守備の部分で安定感を出せればいいと思う」と試合をイメージする。
オフの間は、静岡学園高時代の同級生、川崎FのMF長谷川竜也と母校を訪ねた。「監督にも挨拶しました。『こんなので満足するなよ!』と言われたので『もっと頑張らないといけない』と初心に帰ることができました。実家にも帰って、リフレッシュしました」と笑顔を見せた。
また、清水は「小学生のころの憧れのチーム」だったそうで、「試合もよく見に行きました。中学のときには、自転車で1時間くらいかけてスタジアムに行ったこともあります(笑)」という。「もちろん、いまは敵なので、そういう昔の思いは関係なく戦いたい」と意気込みを語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/06/08 19:10