横浜FCは4日、群馬をホームの練習場に迎えてトレーニングマッチを行った。
横浜FCは前節・山口戦に出場停止だったMF佐藤謙介のほか、ベンチスタートだったMF野村直輝、MF野崎陽介、DF西河翔吾らが出場。群馬はFW盛田剛平、MF松下裕樹、DF坪内秀介、DF舩津徹也らのベテランが多く名を連ねた。
11時にキックオフされた試合は、完全な群馬ペースで進む。6分にFW石田雅俊が左からドリブルで切れ込んで右足ミドルのゴラッソを突き刺すと、16分にも同様に左からカットインして2点目。横浜FCは球際で劣勢に立たされ、ミスも多くボールがつながらず、立て直せないまま30分にはMF小林竜樹のドリブル突破からPKを与え、マテウスに3点目を決められる。その後は前線の野村を起点にチャンスを作るも、37分にFW川田拳登に右からミドルシュートを決められ、4点のリードを許して前半を終えた。
後半も群馬ペースは変わらず。佐藤、野村、野崎、西河らを時間とともに下げ、練習生で埋めていった横浜FCは、ほぼ自陣に押し込まれる。それでも失点は許さずよく耐えていたが、76分にペナルティーエリア内でファウルを取られてPKを与える。これをFW小牟田洋佑に決められ0-5、さらに84分には川田に決められて6失点目。横浜FCは87分にMF増山朝陽が意地の一点を返したが、トータルスコア1−6の大敗に終わった。
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/06/04 14:10