
4日、東京Vは松本とのアウェイ戦に臨む。リーグ戦の対戦成績は、1勝2分5敗。松本がJリーグに参入した12年の開幕戦で勝利して以来、勝ったことがない。その開幕戦はホームだったから(主将だった小林祐希が得点を挙げた試合)、アルウィンでは未勝利ということになる。それにいま、チームは今季2度目の連敗中。一時は1位だった順位も、6位まで下げている。
「良いサッカーで勝ちきれない。我慢する試合では勝てる。そんな感じで、なかなか波に乗れない」という内田達也の表現が的を得ていて、内容と結果の齟齬が悩ましいのが現状だ。元日本代表の橋本英郎(写真)は、「やっていることは間違いではないという思いはあるので、引き続きやっていく」としながらも、こう続けた。「攻撃のバリエーションを増やす。コンビネーションを良くしていきたい。3人目の動きが多くないので、そこは意識していく」。
チームはアタッキングサード、ロティーナ監督の言う「ゾーン3」の崩しについて、これまでよりも割合を高めて練習しているという。「そういったところに取り組むのは、次のステップに入ったということだと思う」(橋本)。
守り勝つ試合が多かった東京V。内容と結果を伴わせた“攻め勝ち”ができれば、勢いに乗れるはず。曲者・松本との一戦では、一段進化した東京Vの姿が見えるだろうか。
(東京V担当 田中直希)
2017/06/04 11:38