ホームでの神戸戦を翌日に控えた3日、練習を終えた札幌の四方田修平監督はチーム一体となっての勝ち点3獲得に向けて心境を口にした。
リーグ戦では現在、3連敗中という苦しい状況だが、「ホームのサポーターも含め、一体となって良い雰囲気を作って結果につなげていきたい」と指揮官。4日前のルヴァンカップ第7節・柏戦ではターンオーバーを採用せず、リーグ戦のメンバーをほぼそのまま起用して勝利をつかみ、グループステージの突破を決めた。その試合については「グループステージを突破したこと以上に、ここ最近公式戦で勝てていない中で久しぶりに勝利を得られたことが自信につながったと思う。柏戦で得た良い流れをこの試合にもつなげていきたい」としている。
また、リーグ戦では3戦連続無得点という状況でもあるが、「相手ゴール前でチーム全員が同じ絵を描くことでチャンスの質は大きく上がるし、得点につながるはず。より一体感を持って挑んでいきたい」と、今季ここまで5得点のエース都倉賢もチームが一体になることを強く意識している。
昨季も“一体感”をキーワードに、すべての試合でチームの総力を結集させ続けたことでJ2優勝を成し遂げた札幌。降格圏の16位・広島との勝ち点差が『2』という状況ではあるが、ここからも“一体感”強調し、はい上がっていくつもりだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2017/06/03 16:22