リーグ戦3連勝となった前節の神戸戦の翌日と翌々日、C大阪のトップチームはオフが与えられた。ひさびさの連休となったが、「家でゆっくり休みながらも、次の試合のことを考えていた」と語るのはユン・ジョンファン監督。「神戸戦も見て、(今節、対戦する)新潟の試合も見ていた。(シーズン中は)心から休まることはほとんどありません。サッカーに対する思いはずっと持っています」と話す。
オフ明け31日の練習前ミーティングでも、「長所はもっと成長させて、悪いところは改善しよう、という話をしました。試合中に流れが悪くなると、そのまま、ということもある。そこは改善すべきところなのでは? という話をしました」と、現在の良好な雰囲気が緩まぬよう、細心の注意を払っている。
31日は、週末にリーグ戦で対戦する新潟と、前節対戦した神戸がルヴァンカップで激突し、神戸が引き分け以下に終われば、C大阪のグループステージ首位通過が決まる。そのため、「(今日に限っては)新潟を応援しますよ(笑)」と本音もこぼれた。
また、神戸戦の試合中にニウトンとの接触した影響で、下腹部を痛めて途中交代した杉本だが、31日の練習後、「痛みはまだあるけど、大丈夫」と軽傷であることを強調。「(試合中に腎臓を損傷した)永井くん(龍・名古屋)の件もあったので、念のためにということで」試合後すぐに検査に行ったというが、CT検査を受けた結果、「とくに異常はなかった。安心しました」と大事に至らずに済み、胸をなで下ろした。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/05/31 14:58