現在2試合連続得点中の清水FWチアゴ・アウベスは、「チームの勝利につながるのであれば、この調子を続けていきたい」と3試合連続ゴールに向けても意欲的。しかし、アウベスには得点だけでない魅力がある。それはセットプレーのキッカーとしての役割だ。
小林伸二監督も、非公開練習でも「良いボールを蹴っている」と評価しており、そこからの得点にも期待が懸かる。チョン・テセも「安定感はないが、良いボールが来た時はスピードがあるし確実にストーンを超えてくる」と感心している。
ただ、チョン・テセは続けて「他の選手にもゴールをとって欲しい」とも話している。現在12位の清水は今季セットプレーからのゴールが少ないだけでなく、そもそも前の選手以外のゴールが少ない。ディフェンス陣では松原后の1得点のみ。得点の幅を広げ、苦しい状況を1発で変えるセットプレーからのゴールは今節生まれるか。
(清水担当 田中芳樹)
2017/05/19 18:54